奇跡の清流 仁淀川~仁淀川とその流域の魅力~

によどの人々

おもてなしの心で、お客さまと触れ合う楽しさを味わいながら。   

【佐川くろがねの会】
ガイド 吉野毅さん   
<一言メッセージ>自分たちが楽しみながら活動することが長続きの秘訣!

~若い力に芽生えた郷土愛を育みたい~
2013年に佐川町上町周辺の観光エリアがリニューアルオープン。牧野富太郎さんの生家、岸屋が復元され牧野富太郎ふるさと館として公開され、旧浜口邸も観光客を迎える施設として整備されました。




今、「くろがねの会」のメンバーは観光客のおもてなし準備に余念がありません。
訪れた方に気持ちよく過ごしてもらうための清掃活動も、地元中学生とコラボで行うなど、地域の一体感が伝わってきます。

「われわれの目的のひとつは、佐川の文化や歴史を若い子どもたちに引き継ぐこと。上町周辺の清掃や牧野先生の発見した植物を実際に植栽することで、佐川の文化、歴史を学んでほしい。
そういう活動を通じて郷土を愛する心が生まれると思うんです。
若い子どもらは可愛いしねえ」と吉野さん。



おもてなしの心で接する


「お客さんに気持ちよく使っていただけるように、おもてなしの気持ちでトイレ掃除なども心を込めてやっています。帰るときにはみんな「また来るね」と笑顔で声を掛けてくれますよ」

「くろがねの会」のメンバーたちのおもてなしの心は、しっかり観光客の皆さんにも届いているようです。その証拠に、恒例行事の「雛祭り」「佐川酒蔵ロード劇場」では2千人もの観光客で町が賑わいます。



上町歩きについて


国の重要文化財に指定された竹村家住宅をはじめ、貴重な歴史文献が残る青山文庫、歴史的町並みを細部まで再現した20分の1の模型展、土佐三大名園の一つ青源寺など、上町周辺を1時間~2時間かけてガイドする「上町歩き」。

司牡丹の酒蔵ではお酒の試飲ができるほか、大正軒では美味しいウナギが堪能できます!団体さんなど大勢のお客さまの場合には二手に分かれてガイドも大忙し。小さな町は活気にあふれ、大にぎわいです。





「ガイドは来てよかったと思っていただける分かりやすい説明を工夫しています。お客さまは観光目的の方、歴史を勉強したい方、ご自分の研究材料として文献を調べにくる方といろいろですから、お客さまの目線にたった対応を心掛けています。
皆さん『観光ナイズされていないところがいい』と言ってくれますね。」


芸術家同士の縁から始まった「野外幻灯展」


江戸時代から明治にかけての古民家が立ち並び、当時の町並みがそのまま残る佐川の上町地区。

その文化と歴史、風土を後世に引き継ぎ、観光・産業振興に役立てたいとの想いから発足した「くろがねの会」は、「上町歩き」のほかにも、雛祭りの開催、古民家を利用した写真展やコンサート、講演事業など、幅広い活動を行っています。

中でも酒蔵ロードでの「野外幻灯展」は、光の切り絵作家、酒井敦美さんと上町に住む書家、北古味可葉さんの偶然の出会いがなければ生まれなかったもの。



「酒蔵のしっくいの白い壁は、切り絵の色合いがすごくきれいに映えるんです。屋内でやるのが普通だった幻灯展。屋外では、ここ佐川が日本ではじめて。不思議にこれまで一度も雨にあったことがないんですよ!」

佐川町の人たちのおもてなしの心は、お天気にも味方されているのですね。

“神は細部に宿る”。

「くろがねの会」にぴったりな言葉だと感じます。


佐川上町歩き(佐川町) について詳細はこちら